気持ちの整理

これから書くことは非常にポエミーです。過激な表現も多いです。不快な思いをする人がたくさんいると思います。最初に謝っておきます。ごめんなさい。申し訳ありません。今すぐ引き返していただいて構いません。

TLやメンバーのブログを見た気持ちを整理するためにこれを書き、私のなかの私を無理矢理にでも納得させるためにブログに載せました。納得させないとこれからの超特急さんが不安で不安で見ていられないと思ったからです。短期間でのめり込んだからか、正直なところ彼らを信じきれていないところがあると、自分でもわかっているからです。でも超特急さんをすきでいたい。6人でいても、推しを始めとする超特急さんを見ていたい。


私はコーイチさん推しではない。でもコンビとしてのボーカルがすごくすごくすごくすきで、本当にすきで、前の記事でも書いたみたいに、歌うまっ!と思ったから、曲を聞いて、見て、それがユーキさんを推すひとつのきっかけになった。歌うますぎるよね、めっちゃわかる~!!!!と、8号車にしてくれた友人と話したのが、去年の夏のカラオケボックス

まさか冬にはこんなことになっているとは。


コーイチさんの脱退。

家に帰ってスマホを開くと非8号車の友人からいくつかLINEが来ていて、「大丈夫?」から始まり、「今あまり心を揺らしたくない状態ならこのLINEを見ないでね」。最初はももクロさんの話かと思った。前日が卒業発表だったから。ももクロ?って送ったら、超特急だよ、って。

恐る恐るTwitterを開き、大事なお知らせをクリックする。

それで、脱退。

率直にいうと、びっくり。え?どうして?どうしてどうして?なに?

お知らせを全文読み終わる前にボロ泣きした。声をかけに来てくれた友人の前で声を出して泣いた。
ワケわかんない。案の定Twitterも混乱状態で、私みたいに泣く人も、怒る人も、受け止めきれない人も、たくさんいた。ウソつきって言葉を何回も見た。前回の撮れタリの内容とかもあったからだと思う。夢だと思った。

その日の夜は早めに寝た。公式サイトの、運営からの文章と、リョウガさんのコメント。それだけでもうキャパオーバーで、とっとと寝た。電池が切れるみたいだった。でも夜中には大体2時間ごとに目が覚めて、結局寝不足になってしまった。


次の日の朝。ブログを読んだ。ブログをあげたのは4人。カイ、リョウガ、ユーキ、タカシ(敬称略)。全部涙なしじゃ見られなかった。ブログごとに泣いた。どうやら私は感情移入が激しいらしい。勝手にわかったつもりになってわめくヒステリックな女になりながら、ひんひん声をあげて泣いた。だって、どれにも明確な理由がないから、わかったつもりしかできない。

中でも一番号泣したのはタカシくんのブログだった。ボーカル推しでもあるんだなって気づいたのは最近で、どんどんフォルダに二人の写真が増えていってたのに。末っ子で、コーイチくんがお手本で、目標にしてきて、城ホではコーイチくんを支える姿すら見えたタカシくんの文章。二人のまだ今と比べて幼い頃の写真。もう一度超特急のボーカルとして歌いたかったという言葉。

あぁ、もう二人は超特急のツインボーカルじゃなくなるんだな。いつか現場で二人の生歌を拝み倒すと決めていたのに、できなくなっちゃったな。

私は彼らが学生だったときを知らない。出会って、二人で超特急のボーカルをすることになって、たくさんの葛藤があって、今まで支え合って、そしてこのとき、終わったのだ。そう思った。思わされた。ブログからオタクが察するに、明らかに未練が残る形で。

皆それぞれのブログで、気持ちを綴ってあって、安心したり感謝したり、そんな気持ちで涙を流した。ブログ更新ありがとう。メンバーが一番不安だろうにと思う。


でも不満を言わせてもらうと、このブログで、4人とも(次の日のタクヤくんを含め5人)、ごめんって言ったのが、いやだった。何ごめんって。どうしようもなかったって。他に言葉がなかったのかもしれないけど、苦しい。
謝らないで欲しい。それが一番にある。謝られても辛いだけだ。何度も何度もブログの中で繰り返される「ごめん」。どこを見ても謝罪の言葉。ニュースでも取り沙汰されるブログの内容。誰も悪くないじゃん。ちっとも悪くないよ。少なくとも私は謝罪なんていらなかった。でもじゃあどんな言葉が欲しいの?って聞かれると、言葉に詰まるんですが。


次の日のタクヤくん、ユースケくんのブログを見たときには、若干落ち着いていた。だからかな、ストンと言葉が胸に落ちてきた。

胸にすっかり穴が空いた。わかる、本当に。ユースケくんのブログは、唯一「ごめん」がなかった。率直な気持ちの散文といった印象を受ける。スクロールする間の空白の部分すら彼の気持ちを表しているようだった。何度も何度も読み返して、噛み砕いて、やっぱり悲しくなって、また泣いた。

この人たちは一体どういう気持ちでこのブログを書いたんだろう。引き留めてくれたんだろうか。メンバーのなかでどんな会話が交わされたんだろう。ちゃんと話せてたらいいな。メンバーでなくなっても、7人で仲良くして欲しい。ちょっと難しい話かもしれないけど。


極めつけは、コーイチくんのブログ。1月19日。脱退から約3日。やっと。やっと。待ち望んでいた彼本人の言葉だ。メンバーとしては最後の更新かもしれない。TLが悲鳴で埋まる。

泣いた(またか)。と、同時に、わずかの猶予の中で少し落ち着いた情緒がまた不安定になった。本当に無理。

「方向性の違い」の説明をしてくれた。超特急がすきだと。他のメンバーがごめんをいったのと同じくらい、超特急がすきだという文章。自分のなかの理想の超特急と、今の超特急がずれていくのが耐えられなかったと。

わからないなと思った。本人の言葉を受け入れても、やっぱりコーイチくんが超特急にいてほしかったと思った。貴方の大好きな超特急は、あなたのいない超特急だったんですか。

でも、更新ありがとう。短くとも、自分の言葉で伝えてくれて嬉しかった。私がいやだと思った「ごめん」もここにはなく、唯一の「ごめん」は更新が遅れたことに関してのみ。あなたが言葉を発信したということに意味があるよ。何もなく終わって、何事もなかったかのように他の6人が踊って歌うのを見るのは、何よりも辛い拷問だと思うから。核がわからない文章でも、更に混乱する事態を引き起こしても、救いになるよ。大好きだったものを嫌いになるのって辛いんだ。今まで幸せの溢れる場だったステージが拷問に変わるなんて、そんなこと。好きだっていってくれてよかった。これからも一生嫌いだなんて言ってほしくない。


理想でなくなるのがダメだった、嫌だった、そんな風に受け取ったのだけれど、理想ってなんだったのか。どうしようもないほどだったのか。いつ頃からそれを考えてたんだろう。もしかして私が見始めた頃にはそんなだったのかな。悔しいな。なんでもっと早く好きになれなかったのか。私が見てた超特急ってなんだったんだろう。
プラスにとらえるかマイナスにとらえるかによるけれど、こういう超特急にしたい、その思いが大きすぎて、強すぎた故の結論が、脱退だった、ということなんだろう。それに近づけていくことはできなかったのか。


でも、脱退という形で落ち着いたことに、ホッとしてる自分もいる。これから先、ずっと、ずーーっと、何年も超特急が走り続けるなかで、コーイチくんが、「これは超特急じゃない」という思いを抱え、今回脱退したほどの重圧を感じながら、歌を歌い続けることにならなくてよかったって。本音をいえばそれでも歌って欲しかったけど、あまりにも残酷な要求なんだろう。過去のアイドル歌手たちにあったように、自殺とか失踪とか、そういった形でいなくなるんじゃなくて本当によかった。まだ生きてる。ブログも更新してくれた。そうなってしまったら、本当に一生わだかまりが残る。

やめないでくれるのはもっといいのにな。未練がましいけど。

超特急のコーイチは確実にいなくなる、この現実を抱えてファンは生きていくしかない。でも、確かに超特急のコーイチはいたんだってこと、お願いだから消さないで欲しい。これはコーイチくんに対してというより、これからの超特急に対しての願いか。なくさないで欲しい(だから私が今回一番腹がたったのは、コーイチくん本人に対してよりも、あるサイトが写真集販売を翌日から中止したことことだった、正直ふざけ……と思った)。絶対にそんなことしないで欲しい。


今この時点で、まだ全然先が見えない。公式から次々と投下される情報に、感情がついていかない。

コーイチくんのブログにもこれからの彼自身の活動のことなんて全然書いてないし、6人の超特急を応援できるか不安で不安でたまらない。一番嫌なのは新メンバーが入ることだと思っている。裏で延々、新メンバーが入ってきたときに聞けるかわからないとくだをまいていた。あるかすらわからない話だけども。コーイチくんのいない未来に怯えて、コーイチくんのいる過去にすがる。

そして今はただ、6人体制のアー写が発表されるのを怯えながら待っている。

でも、それでも、私はコーイチくんの好きだった、宝物である超特急を応援していきたいと思う。それがあなたの理想でなかった超特急だとしても。6人が走り続ける限り、私も応援したい。そしてコーイチくんのことも忘れない。吉野晃一さんのことも覚えていて、応援したい。

3日間、悔しかったり悲しかったり虚しかったり、上記のように情緒不安定になりながら、たくさんのコメントやツイートを見た私の終着点がここだ。これからは、目一杯金出して、6人に励まされて、時々コーイチくんのこと思い出して泣きながら、8号車やります。



最後に。
ボーカルが大好きだったんだよ。コーイチくんとタカシくんが大好きだったんだ。二人の歌がある超特急は無敵だと思った。私は本当に短い間、1年にも満たない期間で、その欠片にすら引き込まれた。いつかまた二人で歌って欲しい。超特急としてじゃなくていい。超特急としてのコーイチとタカシ。吉野晃一と超特急タカシ、もしくは吉野晃一松尾太陽でもいい。二人の歌がまた聞きたい。

だからどうしても嫌いになれない。これまでのアルバムもシングルも、しばらくは涙なしでは見れないだろう。MVでリハビリします。超特急がいる限りコーイチくんのことを忘れることなんて絶対にできない。ありがとう、ボーカルとしてのコーイチくんが大好きだったんだと思い知らされました。

そしてこれからも、あなたが歌い続ける限り、大好きです。どこかで生きて、楽しく歌ってね。


20170120